デンジャラスな宴会芸

生卵でお手玉

生卵でお手玉のイメージ

これは大怪我をしたり宴会場を破壊するような危険さはありませんが、失敗したら 生卵の中身がぶちまけられるので充分な危険度を持つ芸です。 子供の頃にお手玉で遊んでいた女性や、手先の器用な男性なら生卵でお手玉を することはそんなに難しくはないでしょう。 失敗は許されないと力んでしまわない限り、自分の力量を超えた数の生卵でトライ しない限りは無事にやりおおせることができるはずです。 練習するのなら最初は用心深く2つ位から始めるのがいいのですが、人前で披露 する時は最低でも4つ、できればそれ以上の数でお手玉して下さい。 3つ程度じゃ「あれって簡単そうに見えるし私にもできそうだわ」と思われて しまいますし、それでは大きな拍手を送られることはなく、義理の拍手がパラパラ 聞こえてくるだけなのでちょっと残念です。 あと無言でお手玉をしても盛り上がりには欠けますので、ペアを組んでMCを 担当してもらうか、バックにテンポのよい曲を流すといいでしょう。

バット折り

空手家は瓦をよく割っていますが、バットを折ることもあります。 それを真似して宴会場でバットをへし折るのですが、武術を齧っている人なら ともかくただの酔っ払いがそんな芸当できるわけありません。 なので硬そうにみえるけど実はそうでもない試割バットを使いましょう。 これなら半分以下の力で折ることができるので、飲みすぎてフラフラになって しまっていなければ男性ならなんとかなるでしょう。 派手にパフォーマンスをしたほうがいいので蹴り折る係とバットを持つ係の2人 1組で行うのが最適かと思われます、 それ以上のグループを組んでも3人目以降の人はあまりやることがありません。 ナレーションをするか合図の掛け声用に、というのであれば最初の2人が兼任 すればいいので、はっきりいって無駄な人員です。 注意点はいくら折れやすい試割バットといえどそこそこの強度ですので、あまり 甘く考えないで何度か練習してから本番を迎えましょう。

おならファイアー

最後にとっておきのデンジャラスな宴会芸をご紹介しましょう。 子供の頃にオナラはガスだから燃えると教えられてきたでしょうが、それが本当 なのか自分の目で確かめたことのある人はほとんどいません。 学校の理科室で実験をした、先生が実演してくれたという話は聞きませんし、 私も燃えるオナラを見たことは二十歳を過ぎるまで一度もありませんでした。 それを宴会芸として披露するのですが、これは火を使うので危険が伴います。 なので念のためバケツに水を入れて火災に備えてから実演しましょう。 やりかたは簡単で、ライターか消えにくいロウソクに向かって放屁するだけです。 厚手のジーパンなんか履いてたらおならが拡散してしまうので、ズボンと下着は 脱いで思いっきり放屁して下さい。 メタンガスが多いほどきれいな炎となるので、前日から焼き芋をたくさん食べて 体内にメタンガスを蓄えておく準備も欠かせません。 宴会場の照明を落としてもらうと一層鮮やかな炎が観測されるでしょう。